FXの取引スタイルについて

FXの取引スタイルってたくさんありすぎて、どのスタイルを取っていいのかが分からない…

 

特にFXを始めたばかりの人ならこのように悩んでいる方も多いと思います。

 

書店やインターネットで調べてみても、意見がバラバラで分かりませんよね…。

 

「スキャルピングがオススメ!?」

「スキャルピングはリスクが高い!?」

どっちやねん!!

 

ってなってしまうのも無理はありませんね(^^;)

 

FXの取引スタイルは複数あり、各種取引スタイル、メリットもあれば、デメリットがあります。

 

それらを踏まえた上で、自分にあった方法を選んでいけば良いのです。

 

まずは、それぞれの取引スタイルの特徴を見ていきましょうか!

 

小さな利益を積み上げる「スキャルピング」

 

スキャルピングはFXの取引スタイルのなかで、もっとも取引時間が短くなります

 

数分でエントリーから決済を完結させることも少なくありません

 

なかには、たった数秒で取引を終える人までいるほどです。

 

スゴいですね、上手くいけば数秒で利益が出せちゃうんです!

 

そのため、スキャルピングは現在のFXトレードの中でも人気の取引スタイルの一つになっています。

 

スキャルピングの名前の由来は、インディアンたちが敵の頭の皮を剥ぐ「スカルピング(Scalping)」から来ていると言われています。

 

恐っろしいですね…

どんな殺され方をしても、頭の皮を剝がされるのだけは勘弁です。

 

と、グロい話になってます(^^;)

本題に戻りましょう。

 

スキャルピングは、まさに薄い皮を剥ぐように、小さな利益を積み重ねていくスタイルです

 

そのため、取引回数が多いのが特徴です

 

メリット:取引チャンスが多い!

 

スキャルピングは薄い利益を何度も積み重ねるため、一日に何回も取引を行います

 

そのため、とにかく取引チャンスが多くなります。

 

通常、スキャルピングでは1分足〜5分足チャート、より短いティックチャートが使われます

 

1時間足や日足でトレードチャンスがないときも、1分足や5分足ならトレードチャンスがあることは少なくありません。

 

スキャルパー(スキャルピングをする人)は、そんな小さなチャンスを狙って、コツコツとトレードを繰り返し、利益を積み重ねていくのです。

 

「一日に何度もトレードしたい」

「コツコツ利益を積み重ねたい」

 

そんな方にピッタリなのがスキャルピングです。

 

デメリット:取引コストがかさみがち

 

最初に書いたように、良いこともあれば悪いこともあるのがこの世の中です(世知辛いですね…)。

 

スキャルピングは多くの取引チャンスがありますが、一方でデメリットもあります

 

それは、取引コストがかさみがちな点です

 

一日の中で、何十回、100回以上とトレードするスキャルピングは取引コストが尋常ではありません。

 

現在、ドル円のスプレッドは狭いところだと0.3pips(0.3銭)程度です。

 

1回のトレードで0.3pipsでも10回トレードすれば3.0pips、100回トレードすれば30.0pipsになります

 

 

見えないコスト(スプレッド)、恐るべし…

 

特に初心者の内は、スプレッドの重みが理解できなかったりします。

 

いかに上手にコストをコントロールするか(取引回数を調整するか)、これがスキャルピングを制する秘訣のひとつです。

 

 

1日で取引を完結させる「デイトレード」

 

 

デイトレードは一日の中で取引を完結させます

 

厳密にデイトレードとは「この期間でトレードすべし!」というものが決まっているわけではないので、実際のトレード期間は、人によってマチマチだったりします。

 

たとえば、主婦の方が、朝、夫や子どもを見送ったあとのちょっとした時間でトレードしたりするとして、

 

そうすると9時からの数十分でトレードを完結させたりします。

 

また、もっとも多いサラリーマンは、帰宅してから相場を見ることが多いので、必然的にニューヨークタイムでトレードすることになるはずです。

 

22時頃から25時くらいまでの数時間でトレードをする人も多いのではないでしょうか。

 

このようにデイトレードといっても5分足や15分足といった比較的短い時間足を見ながらトレードする人もいますし、1時間足、4時間足といった比較的長い時間足を使ってトレードする人もいるのです。

 

 

メリット:バランスのとれたトレードができる

 

デイトレードは超絶バランサーです。

 

RPGで言ったら、「攻撃力を優先したあまり素早さが遅い」とか、「魔法が使えるけど非力」といったことがありません。

 

スキャルピングほど取引コストもかからないし、次のスイングトレードほど大きな流れを捉えなくて良いという利点があります。

 

こう聞くと、「デイトレードってスゴい!」って思いますよね。

 

たしかにデイトレードはとても優秀です。

 

実際にFXをやっている人の多くは、自分の生活スタイルに合わせた時間帯でデイトレードをやっている人が多いのではないでしょうか。

 

特にスキャルピング寄りの短めのデイトレードなどに取り組んでいる層が多い様な気がします。

 

※もちろん、手法が悪ければデイトレであっても勝てません。

 

デメリット:スキャルピングほど小回りが利かない

 

デイトレードの目立つデメリットはありません。

 

1回あたりの取引コストが安くなっている昨今では、デイトレードで取引コストに蝕まれる人はいないでしょう。

 

強いてあげるなら、スキャルピングほど小回りが利かないことがあげられます。

 

たとえば、「ロンドン市場でしっかりしたトレンドが発生しなかった」なんてとき、ひょっとしたらデイトレードでは損失を出してしまうかもしれません(思い出しただけでイヤな記憶が蘇る方も多いのでは…)。

 

スキャルピングは小回りが利くので、損失はもちろん、小さな波にだって乗れたかもしれません。

 

もちろん先ほど書いたように、小回りができる反面、スプレッドリスクが高いというデメリットもあります。

 

これらを天秤にかけて取引スタイルを決めてみましょう。

 

数日〜数週間ポジションを保有する「スイングトレード」

 

数日〜数週間ポジションを保有するのが「スイングトレード」です。

 

「FXには興味があるけれど、時間がない」

「毎日はトレードしたくない」

 

そんな方にぴったりの取引スタイルです。

 

スイングトレードも、デイトレードのように厳密な定義があるわけではありません。

 

数日間ポジションを保有して決済する人もいれば、ほぼ1ヶ月間ポジションを保有し続ける人もいます。

 

ちなみに私は、数日保有するケースは結構多いです。

 

 

メリット:スワップポイントは意外とおいしい

 

スイングトレードのメリットのひとつは「スワップポイント」です。

 

スワップポイントとは2国間の金利の差のことを言うのですが、たとえば豪ドルやNZドルを保有したとき、毎日金利が入ってきます。

 

それがスワップポイントです。

 

現在は、リーマンショックのあった2008年以前のような金利は期待できませんが、それでも為替差益とは別にチャリンチャリンとお金が入るのは嬉しいですよね^^

 

そのため、ユーロやドルといったメジャー通貨ではデイトレードのような短期取引、豪ドルやNZドル、トルコリラのような高金利通貨ではスワップ狙いのスイングトレードをする手法が考えられます。

 

デメリット:相場の転換に対応しにくい

 

スキャルピングやデイトレードのように短期間で売買を繰り返す手法とは異なり、スイングトレードは比較的長い期間ポジションを保有します。

 

そのため、「せっかく利益が乗ったのになくなっちゃった…」なんてことも珍しくありません。

 

それでも一度大きな流れを掴めば、損失を取り戻せるだけの利益が望めるはずです。

それはもちろん、「大きなトレンドを捉えられた」という結果論が必要な訳ですが・・・

 

 

しかしながら、私としては、スイングトレードは好きな投資法です。

やはりスプレッドコストが軽微となる点が有利ですよね!

 

例えばスプレッドが1.0PIPSの通貨をトレードするとして、

10PIPSの利益を取りにいくトレードでは

スプレッドの割合が10%です。

 

一方、100PIPSの利益を取りに行くトレードでは、

スプレッドの割合が1%に留まります。

 

長期的に見て、どちらが勝ちやすいのかというと・・・

 

言わなくても分かりますよね!?

 

じっくり時間をかける「長期投資」

 

世界でもっとも有名な投資家のひとり、ウォーレン・バフェット

 

彼の取引スタイルは「割安な株を買って、何年も保有する」長期投資です。

 

株は「企業が成長する」前提で買われますが、私たちがトレードするFXは2国間の通貨の強弱を予想することになります。

 

そのため、株とまったく同じ考えで取引できるかと言うと疑問は残りますが、それでもその国の将来を見据えて取引したい人にはオススメできる取引スタイルといえます。

 

メリット:小さな波に左右されない

 

長期投資は目の前の小さな波に左右されません。

 

「今夜の雇用統計の結果、大きな円高になりました」

「ユーロの急騰によって相場が急変し〜」

 

こんなニュースに振り回されなくてもいいのです!

 

とつい力が入ってしまいましたが、このような短期間では大きな話題も、長期間ではノイズとなって相場の波が吸収してくれます。

 

ドッシリかまえていられることこそ、長期投資のメリットと言えます。

 

デメリット:資金効率が悪い

 

何せ資金効率が悪い…

 

これが最大の弱点と言えるでしょう。

 

FXをはじめた人の多くは、「自己資金にレバレッジを利かせて取引したい」と考えていると思います。

 

長期投資では高いレバレッジ取引をすることはないので(長期間レバレッジをかけてポジションを保有するのは危険です)、資金効率が圧倒的に悪くなってしまいます。

 

FXではあまりやっている人はいないのではないでしょうか。

 

まとめ

 

スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、長期投資といった取引スタイル別の特徴を紹介しました。

 

今、FXをやるならスキャルピングやデイトレードなど、短期間でのトレードを行う方が多いのではないでしょうか。

 

これらはメリットもあればデメリットもあります。

 

自分の性格や生活スタイルに合わせた取引スタイルを選んでみましょう!

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