大騒動!FX投資塾詐欺に巻き込まれた話 最終話 「フラワー氏の新たな野望」

FX龍聖

~前回までのあらすじ~

FXド素人時代の若かりし日の龍聖は、FXトレーダー兼ブロガーの「Z氏」にめっぽうお世話になっていた。

サービス精神旺盛なZ氏のブログは大変魅力的。

マネー誌にも掲載経歴もある彼のブログにはたくさんの人々が集まり、ちょっとした有名人だった。

 

そんな彼が、自称22億円トレーダーである、「Mrフラワー(仮名)」と共にFX投資塾を始めるというものだから、

ある種の”流行りもの”に飛びつくように、「Z氏」に信頼を寄せている諸氏は挙って入塾。

「10万円を1年で3000万円にするのも難しくない」

そんなフラワー投資塾のキャッチコピーは、FXドリームを抱く人々にとってあまりに魅力的だった。

 

しかし、「フラワー投資塾」は、ものの一カ月半で陥落する。

フラワー氏がFXで22億円を稼いでいるなど、真っ赤な嘘。

 

自身のFX口座は200万円の赤字な上に、

ミニバン、ベルファイアをローンで買おうとした証拠であるローン明細書がZ氏によって発見された。

 

22億円トレーダーがベルファイアごときの車をローンで買ったりする事はまずない。

 

「フラワー投資塾」が詐欺だったと言う証拠が

「ベルファイアのローン明細書」

なのだから何とも、と言う話である。

 

「返金請求」「訴訟」など、シリアスなワードが飛び交う中、

完全に”フラワー氏”を笑いのネタにしている人々も目立ち始めた。

 

そんなドタバタ劇の中、フラワー氏が取った次なる行動とは・・・!

 

涙涙の(!?)最終回でございます。

 

第1話を読んでいない方はコチラ!

大騒動!FX投資塾詐欺に巻き込まれた話 第1話 「トレーダーZ氏の決意」

 

第2話を見たい方はコチラ!

大騒動!FX投資塾詐欺に巻き込まれた話 第2話 「22億円トレーダーの住処」

 

第3話も読んどこうという方はコチラ!

大騒動! FX投資塾詐欺に巻き込まれた話 第3話「怒りの明細書」

 

フラワー詐欺塾のおさらい

Z氏を信用し、「フラワー投資塾」に入塾した人々の数は400名ほど。

Z氏も完全に騙されていた訳なので、私を含め、みんな、疑いようもなかったのです。

 

投資塾の入塾費用は確かにリーズナブルでした。

入会金が3万円、受講料が月1万を3回のみの支払いでOK。

私は何かしらのオプションをつけて7万円支払った記憶がありますが、FXコンサルティングの相場観を考えれば激安です。

 

その金額的な敷居の低さとZ氏の人望も相まって多くの入塾生が集まった訳ですが、1人平均6万円支払っていたとしても、投資塾としては2400万円の利益

「形のないサービス」を売っているのですから、経費の割合もごく小さいものでしょう。

 

正真正銘のボロ儲け

です。

 

そんな投資塾もやっぱり偽物だった訳ですが・・・

 

フラワー投資塾の講義内容をふり返る

 

とはいえ、フラワー投資塾の講義内容はそんなに悪いものではなかったんですよ。

 

ローソク足を基準に、値動きを判断する所謂、

「プライスアクション分析法」

なるものでしたが、

数多の商材、FX塾でも似た様な事を教えているという実態はある

でしょう。

ただ、数多くの商材やFX塾に当てはまっている事ですが、

「ロジックが機能している部分の後付け解説」

にとどまっているという事です。

 

仮に、勝てる投資法が教材内で提示されていたとしても、その投資法が機能している部分を抜粋し、

「ほら、勝ててるでしょ?」

と言うお粗末なものが殆ど。

 

一定ロジックにおいて、利益が出る部分が存在するのは当たり前です。

移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスだけでも大きく勝てる場面はたくさん存在します。

 

▼移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスとは

ローソク足を指定期間の本数分で割り、曲線として表した最もオーソドックスなテクニカル指標。

ゴールデンクロスとは、短期移動平均線が長期移動平均線を上回る現象で、買いのトレードサインとみなす事ができる。

デッドクロスとは上記の逆で、短期移動平均線が長期移動平均線を下回る現象で、売りのトレードサインとみなす事ができる。

出典:初心者の株式投資道場

 

提示されているロジックにおいて、勝てる場面が存在する事は特に大した事ではありません。

要は、「そのロジックを使って負けている部分」をいかに織り込んでいるか」

なのです。

 

そのロジックを使って負けてしまう場面を全てこなした上で、利益が残る手法。

これを証明しているのが”勝てるロジック”という事です。

 

「負けの評価ができている手法」

ですね!

 

実はこれらを満たしている手法を提示できている所は殆ど見当たりません。

 

ちなみに私は腐心して、「負けの評価ができているFXロジック」を作り上げました。

自動化して証明しているのですから、「勝てるロジック」である事の反論は誰にでもできないでしょう。

 

お時間ございます方、下記をご参考ください。

自動売買において取引回数は重要な評価です!

 

後付け解説の羅列に不満の声も

”ただの後付け解説”の域を出る事ができない投資法を提唱するFX教材、トレード塾はどれほどにも存在しますが、もちろん「フラワー投資塾」もその内の一つでした。

当然、「ただの後付け解説」に勘付いてきた塾生に不満の声が上がっていた、と事は言うまでもありません。

 

しかし、数多のFX教材にお金を落としまくる諸氏は気づかねばなりません。

 

あらゆる裁量トレードのFXロジックはただの後付け解説の要素が強い

と言うことを。

 

ただ、表に立っている”先生役”が本当に実績を持っているかどうかでその商材の真偽が評価される様なものでしょう。

先生が本当に稼いでいる人ならば、例え、「中身のない単純な投資法」が提示されてあっても、「勝てそうな雰囲気」が漂っていれば商材として成り立つ所が恐ろしいのです。

今回のフラワー氏の場合は、

ベルファイアのローン購入明細書により,

「嘘の実績」が露呈したのですが、実情としては、指導者の実績の真偽問わず、提供される手法に関してはどれも似たり寄ったり、という所でしょう。

「フラワーFX投資塾」は金額的に敷居が低かった分、まだ良い方とも言えます。

提供される手法のレベルはほぼ変わらないにも関わらず、もっと高額フィーを必要とするヤクザなFXコンサルの類はゴマンとある筈です。

そう。「フラワー投資塾詐欺!」とか言ってますが、笑いの要素を含めていられる程、まだまだ可愛いレベルなんですよ。

 

フラワー氏の次なる信じられない野望

大変お話は逸れましたが、掲題のお話です。

それなりの騒動が起こっている中、信じられないのはフラワー氏の行動です。

なんとフラワー氏は、自動売買ソフトのレンタル業務なるものを始めたのです(笑)

 

自動売買ソフトというのは、もちろんTSUTAYAでDVDを借りてくる様な感覚でレンタルできる様なものではありません。

 

なのに、

「定められたレンタル期間で使用した後は必ずソフトを返却してください。返却しないと損害賠償請求の対象になります」

という旨の規約的な文章がHPで堂々と語られています。

 

上記の趣旨で商売をやりたいなら、一定期間内で稼働する様にDLL管理のプログラムに仕込んで、ソフトを気に入った方にはご購入頂き、ロックを外す、というやり方が望ましいでしょう。

そこをレンタルって発想がなんともまあ、という感じです(^^;)

 

利用者には有無を言わさずレンタル料滞納金でもふんだくるをつもりだったのでしょうか・・・

 

それに、この詐欺騒動の渦中のタイミングで謎の商売を始めるフラワー氏は
明らかに神経がどうかしています。

 

もちろんその自動ソフトレンタルサイトも笑いのネタにされまくり、どこまでもサービス精神が旺盛な人物だと感心すら覚えましたね。

Z氏界隈の人々の中でその「面白レンタルサイト」は共有され、人々は楽しいひと時を過ごしましたとさ・・・

 

その後・・・

「フラワー投資塾」関連の話題は徐々に風化され、次第にあまり話を聞かなくなりました。

それから1年半か2年程経った頃か、Z氏に集まる人々でオフ会が福岡で執り行われたのです。

詐欺騒動もようやく鎮火し、Z氏は福岡の住処を引き払い、元の場所へ帰るとの事。

 

オフ会の場所は、福岡は博多の繁華街の、とある水炊き屋さんで、

集まったのは、15〜20名程といった所か。

 

Z氏に会うのは2回目。

東日本大震災後1年以内とかだったので、

「地震の直後で揺れに揺れている中”買い”を入れたら過去最高損失を喰らった」

とか話していたのを覚えています。

 

▼東日本大震災と為替相場

”震災が起こると自国通貨が安くなる”というセオリーを信じていた人も多く、東日本大震災発生当時、不謹慎にも「全力買い」を果たしたトレーダーは少なくないが、実際は円高になった。

正しくは、地震発生後、一時価格は跳ね上がるもも、すぐに反転、どんどん続落していった。

ジワジワと下げていく中、震災後一週間後には大暴落が起こり、「ドル円」史上最安値を付ける。

翌日、日銀為替介入が決行され、今度はどんどん円安に。

2011年は三度の日銀による為替介入(外国為替平衡操作)が行われ、トレーダーにとっても慌ただしい1年となった。

 

オフ会では、何はともあれ、みんな元気そうで、あーだこーだとトレード話に花を咲かせています。

私も、やっと自分の力で勝てる様になってきた頃で、オフ会の参加者の誰かから、

「商材出してください」

とか言われたのを覚えています(笑)

 

「そんなそんな、僕なんて」

みたいに言っていた所が本当に商材を出すとは(^^;)

 

その

「商材出してください」

の方、その後に展開したトレードレクチャーでの受講生としてお申し込みを下さったというのだから驚きです。

 

数少ないリアル対面でのレクチャーの方でしたが、顔を合わせた途端、

「なんか見たことあるな〜」

とお互いに思っていたのが面白い。

「フラワーFX投資塾」に関わった事で、色んな方と色んな思いを共有できたし、私にとっては貴重な体験談となりました。

 

語ってきた通りに、この塾はいささか”おチャメな側面”もありましたが、「詐欺」とは世界規模で決してなくなる事のない

”卑劣なマネタイズ手段”

である事も事実です。

 

詐欺師達は手変え品変え、「楽して儲けたい」という人々の愚かな欲望にフォーカスし、つけ込んできます。

今世界的に流行っているHYIP案件もその一つですね。

その様な案件で稼ごうとするならば、いち早く行動し、いち早く成果を出した所で逃げ切るしか方法はないのです。

 

▼HYIP案件とは

高収益型投資案件。日利○%などの高配当を謳いながらも、入会者が途切れると運営できなくなる「ポンジ・スキーム」の形を取るものが殆ど。日本でもニュースで取り沙汰されるなど、社会問題になりつつある。

 

「稼ぐこと」には本質を見出さなければイタチごっこで終わってしまいます。

その”稼ぐ本質”に気づき、一時的にも泥臭い積み上げができる人はほんの一握り。

本当に稼ぎたいと熱望するのであれば、その「稼ぐ本質」を理解できる者になる必要があるのです。

 

しかし、その本質を得られる可能性は誰にも平等に与えられている私は信じています。

「稼ぐ本質」を見据え、たゆまない努力をしていきたいものですね!

 

「フラワー投資塾」での体験談も私の大事な青春の1ページです^^

かと言ってフラワー氏に感謝するのは違和感を覚えますが、トレーダー人生として、Z氏との出会いは大きいと言わざるを得ないでしょう。

彼には感謝しています。

長らくお会いしておりませんが、まだFXやっているのかなあ。。

 

第4話までお付き合い頂き、誠にありがとうございました!

映画化の際には、ブログでご報告いたします!(嘘)

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2 件のコメント

    • 深かったですか!
      それは書いて本当に良かったです^^

      またネタがあれば「ノンフィクションストーリー編」を書きますね!

      ありがとうございました!

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